寝心地研究所 「ハズレなし3大ベッドメーカーのマットレス」


ベッド先進国アメリカでのマットレスについて


ベッドといえば西欧から始まったものですが、
その中でも特にアメリカは、ベッド製造の大国、先進国として知られています。
日本では長い布団の歴史を持っていますが、
戦後の欧米化にともないベッドは普及しているのは周知のことです。

アメリカメーカーが日本人向けに日本の会社が製造


そして今では、より手ごろで日本人のためのベッドを作るアメリカのメーカーも出てきました。全米3大ベッドメーカーと言われるSimmon(シモンズ)、Sealy(シーリー)、Serta(サータ)です。さらには、これらのメーカーは、本国からの輸入ではなく日本向け商品を企画して、日本の会社での製造を行っています。
Simmonsなどはホテルなどで実物をご覧になられたことのある方は多いのではないでしょうか。
その他のメーカーも特徴があり、本国ではシェア争いにしのぎを削っています。

3大ベッドメーカーの製品を扱う府中家具の館が解説


多くのベッドブランドを扱い、日々研究を行っている当店が、今回は3大ベッドメーカーを比較します。


日本でも高級ホテルのベッドといえばシモンズ


シモンズといえば、ポケットコイルを発明したメーカーとしても有名で、ポケットコイルに対するこだわりは並大抵ではありません。

コイルを作る線の直径も数種類あります。これは寝心地を自分好みにするため、耐久性を高める技術です。



しっかりした感触のマットレス


その感触を一言で言うと、「しっかりした」という表現が適切だと思います。



当店の展示風景


ふんわり、あたりがとにくやわらかなマットレスのシーリー


マットレスについて、硬いベッド、柔らかいベッドと一言で固さを表現することは難しいですが、シーリーのベッドはどちらかといえば「あたりが柔らかい」です。

あたりとは、ベッドに横になる動作を始める瞬間の感覚とも言えます。肌に触れた瞬間の感じ方は印象に残り大切な要素です。



その秘密は独自のクッションとオリジナルのコイル(バネ)


使用しているクッションが、体の部位により異なります。これは、圧力のかかり具合を緻密に計算してたどり着いた回答だそうです。

そしてコイルも同じようはなっそうで開発されています。



当店の展示風景


しっとり吸い付くような肌触り


近年のサータのマットレスの売りはしっとり吸い付く新素材の採用が大きな話題となっています。

低反発といえば、しっとりとした肌にフィットする素材の代名詞ですが、夏に蒸れやすい、冬に硬直するなどの課題がありました。

それを解決した新素材ジェルメモリーフォームを使用しています。



サータといえば、最高品質の耐久性を持つポケットコイル

硬く熱処理したポケットコイルを、圧縮させて不織布に収納して、高い反発力を実現させています。

そして硬い状態なのでとても耐久性が高いです。


当店の展示風景