ウォールナットは落ち着いた雰囲気で人気
ウォールナット材とは
現在とても人気の木材の一つで、クルミ科の落葉広葉樹です。日本のクルミとも同じ仲間ですが、日本のクルミよりは暗いです。中世より人気の木材で、調度品やアンティーク家具として利用されてきました。家具に一般的に利用されるのはブラックウォールナットと呼ばれる北米原産の木です。最近では、テーブルや椅子などを中心に、多用されている木材です。
人気の理由
その人気のウォールナット材ですが、暗めの木材で雰囲気が落ち着いているのが特徴で、人気の理由をいくつかご説明します。
落ち着いた雰囲気・木目
人気の理由の最も大きいものは、その落ち着いた雰囲気です。明るい木というのが落ち着いていないとは言いませんが、ウォールナットは確かに落ち着いています。暗めの木肌で、その中に不明瞭な木目があります。ほかには見られない暗い色でたいへん落ち着きがあり、上品に見えます。材によっては、グラデーションがかかったような色になっているものもあります。そして、時を経ると風合いが増します。
衝撃に強い、狂いにくい
衝撃に強く、狂いが生じにくい。これは家具としては好ましい特徴です。このような特徴から、椅子やテーブルなど、体重のかかる家具の足によく利用されます。
肌触りが独特
微妙な凸凹(導管)があり、ツルツルした感じというよりも触れると心地よさがあります。口では説明しにくいですが、木の肌触りがあります。
濃い色、薄い色の床に合わせられる
薄い色味の床材にウォールナットの家具を合わせると、アクセントになります。一方暗めの色の床材に合わせるととても調和がとれます。暗めで、木目が主張しすぎないがゆえに、ウォールナットは他とは異なる存在感があります。
人気なので稀少性が高まっています
ほとんどが北米で採れた木材で、他のところから入手することは難しいです。そのため、人気の高まりとともに、稀少性が高まっています。つまり、価格も上昇傾向が続いています。
どんな家具に使われているかというと
当店納品事例
店長 前田
ベッド・仏壇・アウトレット館の店長。工場出身で、家具の作りや素材についての知識をもとにして、きちんと説明をしています。